2015/09/05

今日の一局 自戦記

前回の投稿から長日が過しました。

本業が忙しくて、将棋をする暇もあまりとれず…。


というわけで、今日は久々に自戦記を。

例によって、81dojoでの高段者撃破記念です。

腕の鈍りと、将棋感ダウンを心配していましたが、逆に集中して指せたような気がします。



戦形は「先手四間飛車本美濃囲い」vs「後手右四間飛車急戦」です。(便宜上先後逆)

図は序盤の駒組みと作戦のポイント局面です。




振り飛車に▲7六銀型を作られて、やや作戦負けの局面。

ここで、私は△6三金と守備の右金を繰り出しました。


玉形は薄くなりますが、このままだと右四間側からの打開が難しく、振り飛車に理想形(銀冠?)を作られて、完全に作戦負けが決まってしまいます。

そうなる前に、中央戦線に駒を足していきました。

序盤は、なんとか互角の別れで中盤戦へと入ることができました。



中盤戦の入り口の場面。

角取りに△6九飛と降ろしましたが、ここで、振り飛車が▲6七金の受けでした。



▲6七銀とされると、相手陣形が引き締まってしまうので、嫌な感じでしたが、金が守備から離れたので、玉形が薄くなったのと、振り飛車の銀、金、角の形が凝り形で不安定なので、「手作りが比較的しやすいかなぁ」、といった感じでした。

こちらの課題は、繰り出した右金と、命の右桂を捌けるか。


なんとか相手の方の手に乗り、金、桂をさばき、互角を維持して終盤戦へ。


図は、▲4八銀△同馬▲同金直と馬を捌いた局面。

相手陣は低く、横からの攻めに強い形。



△5六桂とガジガジ行く方法もありますが、やはり美濃崩しの基本戦術である、「端攻め」に手が伸びる局面ですよね。

自陣の△3三桂型も、桂頭の傷は気になりますが、端攻めの味付けに敢えてのチョイスでした。

後は、相手の方の受けミスも重なり、なんとか寄せきることができました。


やはり、「将棋は楽しい」し、勝つと「もっと楽しい」、特に高段者相手だと、格別!



先手:四段
後手:snep

▲7六歩    △3四歩    ▲6六歩    △6二銀    ▲7八銀    △6四歩    ▲6七銀    △6三銀    ▲6八飛    △6二飛
▲4八玉    △4二玉    ▲3八玉    △3二玉    ▲2八玉    △5二金右  ▲1六歩    △1四歩    ▲3八銀    △5四銀
▲7七角    △4二銀    ▲7五歩    △3一金    ▲9六歩    △9四歩    ▲7六銀    △3三角    ▲8六歩    △6三金
▲8五歩    △7四歩    ▲同 歩    △同 金    ▲7五歩    △7三金    ▲5八金左  △6五歩    ▲同 歩    △6六歩
▲同 飛    △同 角    ▲同 角    △3三桂    ▲7七桂    △6九飛    ▲6七金    △9九飛成  ▲8四歩    △6九龍
▲8三歩成  △同 金    ▲8四歩    △同 金    ▲8二歩    △7三桂    ▲8一歩成  △8五桂    ▲同 桂    △同 金
▲5八角    △8九龍    ▲9一と    △7六金    ▲同 金    △6七歩    ▲同 角    △6九龍    ▲5八角    △8九龍
▲7四歩    △8二飛    ▲8四歩    △4八香    ▲3九金    △4九銀    ▲同 角    △同香成    ▲同 金    △6七角
▲3九金打  △7六角成  ▲7三歩成  △6六馬    ▲8二と    △5七馬    ▲4八銀    △同 馬    ▲同金直    △1五歩
▲5八香    △1六歩    ▲1八歩    △4四角    ▲2六香    △2五桂打  ▲4九金寄  △1七銀    ▲同 桂    △同歩成
▲同 歩    △同桂成    ▲同 香    △2五桂    ▲1一香成  △1六桂



#将棋 #shogi

2015/07/08

第56期王位戦第1局 大盤解説会ライブ中継 王位戦 棋戦情報

昨日から王位戦が始まっていますね。

対局中継は棋譜中継のみですが、大判解説会の中継があるのはご存知でしょうか?

下のリンクから、福崎九段、松尾八段、室田女流二段の解説をご覧いただけます。

Broadcast live streaming video on Ustream


広瀬八段の独創的な序盤戦術により、相横歩取りとは思えない展開となっています。

さて、この後どんなドラマが待っているのか…。



#将棋 #shogi

2015/06/24

チェスは五輪追加競技落選 オリンピック

先日22日、東京五輪の追加種目一次選考の結果が発表され、惜しくも!?チェスは落選してしまいました。




検討進む東京五輪の追加競技…脱マイナーの思惑も


チェスは世界的な競技人口が多く、恐らく本気度は相当なものだったと思います。

日本文化である囲碁、将棋がオリンピック種目になる日も、そう遠くはないのではないでしょうか。


もちろん、選考されるには、かなりのハードルを乗り越える必要があるとは思いますが、将棋界がどこを目指しているのかを真摯に考えると、あながち夢物語ではないような気がします。



#将棋 #shogi

2015/06/19

新棋戦名は叡王戦 叡王戦 棋戦情報

ドワンゴ社主催の新棋戦名が、「叡王戦」に決定しました。

特設サイトもできているようです。




将棋叡王戦


個人的には、7段戦が熱いです。

出場棋士の先生方は、・・・。

おや?御大は温存の展開ですね。

今後に期待です。





#将棋 #shogi

2015/06/13

2015/06/11

「将棋プレミアム」新サービス開始決定 メディア

囲碁将棋チャンネルの新サービスが今夏(8月予定)から始まるようです。

quote: 将棋プレミアム


ネットでの新しい将棋の楽しみ方がまたひとつ増えるのは、ファンとして嬉しい限りです。




記念イベントもあるようなので、今後の展開に期待ですね。






#将棋 #shogi

2015/06/07

今日の一局 自戦記

今日は、81道場での三段の方との対局から。


先手角交換型四間飛車(KK4)、後手居飛車急戦です。

振り飛車は、KK4からの向飛車棒銀がよくある戦略だと思います。

が、これが結構厄介で、居飛車党としては対策に苦慮されている方が多いのではないでしょうか。


図は32手目、△4四角打まで。



私の場合は、飛車先不突腰掛け銀で迎撃するようにしています。

具体的には、8三歩、8一飛、7三桂、7二金、5四銀、4四角型を目指します。

囲いは、理想は銀冠を目指したいのですが、手数がかかるのと、陣形がより左右分裂型になり、中央が薄くなるので、一長一短だと思います。


大体、飛車先を保留することで手数を稼げるので、この形に組ませてもらえることが多いです。

そして実は、この局面は、居飛車作戦勝ち(少し大げさですが…)です。


本譜の場合は、さらに相手左金が5八金型(通常は7八金型)なので、端の突き越されのマイナスを考慮しても、居飛車側が指しやすいと思います。

攻め筋ですが、角筋を活かして、相手飛車を虐めるようにするのが分かり易いかと。

あとは、タイミングよく△6一飛と回り、右四間飛車の攻め筋を応用する感じで組み立てていけば、角、銀、桂をさばいて、相手陣に飛車(竜)を降ろせる展開に出来ると思います。


さて、局面をリードして、迎えた終盤戦のポイントの場面です。

69手目、▲4八飛まで。

ここは、手が広そうな局面ですね。

みなさんならどう指しますか?少し考えてみてください。



手の流れからは、△4九角成ですよね。

実際、この手が最善手のようですが、相手に角を渡すことになるので、緩まず確実に決めに行かないと、反発が少し怖いですよね。


△6七成桂はどうでしょうか。

確実な攻めですが、この瞬間、竜の自陣への効きを遮断してしまうのと、角切りの強襲の筋も消してしまうので、指しにくくないでしょうか。


では、△3五桂打ならどうですか。

筋は良い手ですよね。

2六歩型を咎めています。

また、最終盤の寄せを見据えていますが、今すぐは玉頭へ打ちこむ駒がなく、逆に▲3六歩と攻めをせかされると、かなり忙しくなりそうです。


そこで、私は△2四桂打を選択しました。

居振り対抗型の必修手筋ですよね。



端攻めや、二段桂など、かなり多くの含みを持った味わい深い手になる可能性が高い筋です。

逆に欠点は、自玉の逃げ道を狭くしてしまうのと、▲25歩とせかされると、決め切らないといけないので、忙しくなります。


本譜の場合は、直接的には△1七歩成からの端攻めを手厚くしています。

また間接的には、相手玉の3六からの逃げ道を塞いで、相手玉を縛り付けています。

そして、狙い通り、最終盤で良い働きをしてくれることになりました。


指し手は進み、最終盤での次の一手問題です。

図は、77手目の▲7三歩成まで。

直線的に詰みまで読み切ってください。


ヒント: 手筋の捨て駒が出てきます。



一見すると、直接王手の△3八成桂と行きたくなりますが、美濃囲いで3八の銀を取る手は大体良くないことが多いです。

美濃囲いの最大の欠点である、2八への利きがないという弱点を消してしまうからです。

本譜の場合も、▲3八同金となると、飛車の横利きもあり、玉形が相当引き締まってしまいます。

攻めの拠点の一つを失う味消しをした割には、相手玉は薄くなっていません。

逆に堅くなっている可能性まであります。


正着は、△4九角成です。

大駒(飛、角)を渡す手は、必ず読みを深くして、どの変化になっても、落とし穴(玉の逃げ道、攻め手の切れ筋、など)がないか、きっちり確認できたときに指すようにすると良いと思います。

図は、変化手順の一つですが、△2七銀と捨て駒をした局面。



玉を浮かせて、桂取りに△2九竜と追撃する手筋です。

このとき、2四の桂が良い仕事をしているのを確認できます。


で、実戦はと言うと、△6八歩…。(自陣に余裕があり、時間もなっかったのョ…)


手筋、格言は、ソフト検討(直接手/直線的)では知ることが難しい、間接手/曲線的な手を学ぶことができますね。



先手:三段
後手:snep

▲7六歩    △3四歩    ▲1六歩    △6二銀    ▲1五歩    △6四歩    ▲2二角成  △同 銀    ▲6八飛    △3三銀
▲8八銀    △6三銀    ▲4八玉    △4二玉    ▲3八玉    △3二玉    ▲2八玉    △4二金    ▲3八銀    △7四歩
▲7七銀    △9四歩    ▲6六歩    △7三桂    ▲8八飛    △7二金    ▲8六歩    △8一飛    ▲9六歩    △5四銀
▲5八金左  △4四角    ▲6七金    △6五歩    ▲同 歩    △同 桂    ▲6六銀    △6一飛    ▲5八金    △7五歩
▲同 歩    △6六角    ▲同 金    △7七銀    ▲同 桂    △同桂成    ▲9八飛    △6六飛    ▲7四歩    △6九飛成
▲4八金    △1四歩    ▲同 歩    △1六歩    ▲4九金    △1四香    ▲1五歩    △同 香    ▲2六角    △2五金
▲7三歩成  △同 金    ▲8二角    △7二歩    ▲9一角成  △2六金    ▲同 歩    △7六角    ▲4八飛    △2四桂
▲1八歩    △6七成桂  ▲7四歩    △5七成桂  ▲8八飛    △4七成桂  ▲7三歩成  △6八歩    ▲5九金打  △4九角成
▲同 金    △4八金    ▲8七角    △3八金    ▲同 金    △同成桂    ▲同 玉    △5八龍
まで88手で後手の勝ち

変化:78手
△4九角成  ▲同 銀    △同 龍    ▲3九金    △3八金    ▲2七玉    △3七金    ▲同 桂    △3六銀    ▲2八玉
△3七銀成  ▲2九玉    △3九龍    ▲同 玉    △3八金    ▲同 飛    △同成桂

変化:83手
▲同 金    △同成桂    ▲同 飛    △2七銀    ▲同 玉    △2九龍    ▲2八金    △3五桂

変化:83手
▲同 飛    △同成桂    ▲同 金    △2七銀    ▲同 金    △4八飛



#将棋 #shogi

2015/06/03

新棋戦誕生 電王戦 棋戦情報

本日14:30より、これまでの電王戦に引き続く、新棋戦の発表記者会見がありました。



将棋新棋戦






私も、この新棋戦のネーミングを考えてみました。


棋戦名「創世戦」、冠名「創世王」。

少し中二臭いですか?

結構真面目に考えた、というか、インスピレーションで頭にスッと浮かんできたんですよね。

「創る」という文字。そして「世」という文字。


これからも、将棋は「世界」へと文化発信を続けていく必要があります。

おとなりの囲碁界は、プロ棋士は日本人だけで構成されていません。

日本の国技である相撲の「角界」もしかり。


これまで、スポーツ界をはじめとして、文化団体は、「世界」へとすそ野を広げることで、よりその技術レベルは向上し、またそれによって、次の「世代」を背負う「創る」「キッズ」達は、その「世界」に魅了され、さらなる技術向上に貢献し、その文化はより魅力あるものへと変貌を遂げてきました。


これには時代「世代」を超えて、長い時間を要します。

私達は今、これから始まる将棋文化物語第二章のプロローグに立ち会っているのでしょう。

なんという幸せ。堪えられません…。


新棋戦、新番組の「創造」に携わって頂いた、全ての関係者の皆さま、一将棋ファンとして、「ありがとうございます」と申し上げさせて頂きたいと思います。

是非、この新棋戦が、既存の枠組みに嵌ることなく、これまでの将棋界の常識を良い意味で壊しながら、これまでにも増して、新しい将棋の楽しみ方を提供して頂けるものと期待しています。

「KADOKAWA」様なら、いらぬ心配ですね。





#将棋 #shogi

2015/05/26

今日の一局 自戦記

今日は、81道場での四段の方との対局からです。

初めて四段の方を撃破しました。(記念パピコ)


対局を終えての感想ですが、勝利した喜びよりも、「とにかく間違えずに最後まで指すことができてよかった」と、本当に感じました。

張り詰めていた緊張の糸をやっとほどくことができるという、安堵感のようなものでしょうか。

とにかく、高段の方と対局させて頂くと、失うものはなにもないので、全力を出し切ることに専念できますし、相手の指し手(手筋&技)を食らうことによって、それらを自分のものにすることができますね。(魔人ブー)

本当にありがたいことです。


81道場は、段級位の垣根がほとんどありません。

上手や下手とどんどん対局経験をつむことができるのがとても良いですよね。



さて、対局内容ですが、先手四間飛車、後手右四間飛車の急戦になりました。

私は、右四間党なんですけど、四間飛車からの▲7五歩にいつも悩まされます。(△7三桂とできない)


これまでは、△6三金として、右金を繰り出していく戦略をとっていましたが、5三の地点が薄くなるので、寄せあいで美濃囲いにいつも負けてしまいます…。

なので、実は先日、別の高段の方(たまたま私の対局を観戦にいらっしゃっていた)に、▲7五歩に対する対策を相談をしていました。

それが、本譜の△7四歩です。(初の実戦投入が高段戦になっちゃいました…。)



△7四歩以下、▲7四同歩△7二飛▲6五歩△7四飛という進行になりました。

飛車が7筋に行くのでねじり合いになりますが、中盤をうまくしのげば、終盤を自陣が引き締まった状態で迎えることができそうです。


そしてそのねじり合いの中盤戦も終わりかけの48手目で、△5七桂成が実現しました。

この手を少し軽視されていたのかもしれません。

「あぁ、かなり緩めてもらっているなぁ」、と思っていました。



居飛車の右桂(振り飛車の左桂)が5七地点まで行くのを「天使の跳躍」と呼びます。

この三段活用ができれば、「もう負けても悔いなし」だなぁと悦に浸ってしまいました。


この手を境に、こちらの攻めが繋がる(5手先くらいまで読める)ようになり、指しやすさを感じることができました。


しかし、形勢にほとんど差は無く、一手も間違えられない状況が続きます。

迎えた82手目で、自分でも驚きの一着を放つことができました。

それが△7八歩です。



狙いは、▲7八同飛なら△5九飛成ですし、▲6九飛なら△5八銀を含みに(すぐ△5八銀は▲5六歩でダメ)、攻撃を組み立てることができます。

そして、終盤戦でこの歩が思いもよらない、良い働きをしてくれました。

今思うと、味の良い一着です。

この歩が打てるようになったのは、まぎれもなく81道場での、高段者との猛稽古のおかげです。


序盤、中盤、終盤で少しずつ重ねたポイントをリードに換えて、そのまま終局までたどり着くことができました。



高段戦では、やはり寄せの速度が段違いになります。

とにかく、終盤が鋭く、速く、正確です。

善戦していても、終盤で逆転の対局は数知れず。

勝ちきるのは容易ではありません。

が、何度も繰り返しますが、得るもの(盗むもの)がとても多く、貴重な経験を踏むことができます。

私のような級位者の方に、是非ともお薦めします。



開始日時:2015/05/24
持ち時間:15分+60秒
場所:81Dojo (ver.2014/9/21)
先手:四段
後手:snep

▲7六歩    △3四歩    ▲6六歩    △3三角    ▲7八銀    △6二銀    ▲6七銀    △6四歩    ▲7七角    △6三銀
▲7八金    △5四銀    ▲6八飛    △6二飛    ▲4八玉    △4二玉    ▲3八玉    △3二玉    ▲2八玉    △4二銀
▲5六銀    △3一金    ▲3八銀    △1四歩    ▲1六歩    △9四歩    ▲9六歩    △5二金    ▲7五歩    △7四歩
▲同 歩    △7二飛    ▲6五歩    △7四飛    ▲3三角成  △同 桂    ▲6四歩    △6七歩    ▲同 銀    △4四角
▲7七歩    △7三桂    ▲8二角    △9二香    ▲9一角成  △6五桂    ▲9二馬    △5七桂成  ▲6九飛    △6七成桂
▲同 飛    △6六歩    ▲6九飛    △6四飛    ▲5六桂    △6二飛    ▲4四桂    △同 歩    ▲8一馬    △5七桂
▲6三歩    △同 飛    ▲同 馬    △同 銀    ▲6六飛    △4九桂成  ▲同 銀    △8四角    ▲6七歩    △5四銀
▲3九香    △6六角    ▲同 歩    △6九飛    ▲8五角    △6三歩    ▲7九飛    △6六飛成  ▲6七金    △5五龍
▲9四角    △7八歩    ▲6九飛    △1五歩    ▲5六歩    △4五龍    ▲5七金    △1六歩    ▲1八歩    △7九歩成
▲6六飛    △7五金    ▲6八飛    △1五龍    ▲8三角成  △4五桂    ▲6七金    △5七銀    ▲8八飛    △8九と
▲同 飛    △6六金    ▲同 金    △同銀成    ▲2六角    △同 龍    ▲同 歩    △3五桂    ▲3八金    △6七角
▲6九飛    △5七桂成  ▲8二飛    △5一金    ▲8四馬    △4九角成  ▲同 飛    △4八金    ▲同 飛    △同成桂
▲6六馬    △3八成桂  ▲同 香    △2七銀    ▲3九玉    △6九飛    ▲4九銀    △4七桂成  ▲2八金    △4九飛成
まで130手で後手の勝ち



#将棋 #shogi

2015/05/24

今日の一局 自戦記

今日は、81道場での四段の方との対局からです。

内容的には、それなりに善戦はしたんですが、序盤での駆け引きと、少しのほころびが、終盤での形勢に大きく影響するということを改めて学べた一局となりました。


まずは序盤の駆け引きから。


後手一手損角換わり先手腰掛け銀、後手棒銀です。


相居飛車の角交換から、早くも後手が飛車先交換をしにきました。



通常なら、△3三銀型でないと、飛車先交換は成立しないと思っています。

なので、ここはかなり長考しました。


▲7七角と指したいのですが、△2二角▲8六角△8八角成とされると自信がなかったんですよね。

恐らく部分定跡があるんでしょうが、気になるのは、この先の手順が分からないことと、先手の右銀が、▲4八銀と壁形になっていること。

あと、相手が高段であること…。


▲7七角としてしまったら、乱戦は必至で、「恐らく一気につぶされてしまうんだろうなぁ…」との弱気の虫が…。


局後に調べてみたんですが、△8八角成以下、▲7七角△8九馬▲1一角成△8六歩▲8四飛△8七歩成▲8一飛成△7八と▲8九竜△同と▲2一馬、というのが一例のようで、どもこれで先手よしのようです。



先手は、桂得で敵陣に馬を作っています。

後手はと金は作っていますが最上段で効きは今一つ。

ただ、先手の右銀が壁なのが…。

▲3八銀型なら自信あるんですけどね。

この図を見ても、後手を持ちたいです。



というわけで、本譜は▲7七銀と堅く行きました。




そして迎えた27手目で、なぜか玉を▲6九玉としてしまったんですよ。



今考えても、なぜそうしたのかよくわかりません。

たぶん、「相手飛車先の歩がきれているので、8六地点での銀交換になるだろうな」、との安易な発想から熟考せず指してしまったんですね。

そして、その予想は見事に裏切られます…。

端を絡めての角換わり棒銀の部分定跡に進んでしまいました…。

この部分定跡は、以前ご紹介したように、少し自信あるんですけど、「玉の位置ががが…」。


とにかく、「角換わりで、相手に棒銀が選択肢として残っている間は、玉は絶対に左に動かさないこと」。

これを肝に銘じたい一局になりました。



開始日時:2015/05/24
終了日時:2015/05/24 18:49:13
持ち時間:15分+60秒
場所:81Dojo (ver.2014/9/21)
先手:snep
後手:四段

▲7六歩    △3四歩    ▲4八銀    △8四歩    ▲7八金    △8五歩    ▲6八銀    △8八角成  ▲同 金    △8六歩
▲同 歩    △同 飛    ▲7七銀    △8二飛    ▲8七歩    △2二銀    ▲7八金    △3二金    ▲4六歩    △9四歩
▲9六歩    △7二銀    ▲4七銀    △8三銀    ▲3六歩    △8四銀    ▲6九玉    △3三銀    ▲5八金    △4二玉
▲5六銀    △9五歩    ▲同 歩    △同 銀    ▲同 香    △同 香    ▲9四歩    △9八香成  ▲9三歩成  △同 桂
▲9一角    △9二飛    ▲7三角成  △8五桂    ▲8三馬    △9一飛    ▲9三歩    △8九成香  ▲9二歩成  △7七桂不成
▲同 金    △8五桂    ▲8六銀    △7七桂成  ▲同 銀    △7二金    ▲9一と    △8三金    ▲8一飛    △8二歩
▲4五桂    △4四銀    ▲3五歩    △1四角    ▲3四歩    △4九銀    ▲4七銀    △4五銀    ▲同 歩    △5五角
▲4八飛    △7七角成  ▲6八金    △5八銀打  ▲同 飛    △4七角成  ▲5一銀    △3一玉    ▲4二銀打  △2二玉
▲3三銀成  △同 桂    ▲同歩成    △同 玉    ▲3四歩    △同 玉
まで86手で後手の勝ち

変化:13手
▲7七角    △2二角    ▲8六角    △8八角成  ▲7七角    △8九馬    ▲1一角成  △8六歩    ▲8四飛    △8七歩成
▲8一飛成  △7八と    ▲8九龍    △同 と    ▲2一馬



#将棋 #shogi

2015/05/20

今日の一局 自戦記

今日は81道場で四段の方相手に、互角以上に渡り合えたので、ご紹介しますね。


私の得意戦型のひとつである、角換わり腰掛け銀へと誘導しました。

厳密には、後手一手損角換わり先手棒銀、後手右玉という形だと思います。

21手目で、▲1五歩と先手は早くも棒銀を仕掛けてきました。



厳密には、この形での仕掛けは無理筋だと思っています。

少なくとも▲6八玉は必要かと思います。

ですから、咎めに行きます。


角換わり棒銀の部分定跡手順を踏んで、迎えた27手目。

ここで▲1八歩なら、△3七桂▲1一香成△2二金と、穏やかな進行になります。

しかし、本譜のように、先手から反撃含みの▲1九香という指し手があります。

この手に対する対応を押さえておかないと、角換わりは指しにくいです。




ここは、△1七歩成(最善手)、△4四銀、△5四角など手が広い場面。

私は、ここで私のような級位者向けのお薦めの一着を指しました。



△1七銀です。

本譜のように、この後、相手飛車を抑え込みながら、主導権をとって攻めることができます。

攻め筋が分かりやすいと思います。

ただ、相手に桂馬を2枚渡すことになるので、桂馬による反撃の筋(▲5五桂)をケアする必要があるんですね。


本譜、終盤の入り口までは、局面をリードして迎えることができました。

が…。


60手目で寄せの手掛かりとばかりに、△2八飛と降ろしたんですが、ここでどうやら形勢がひっくり返ったようです。

こちらの飛車を攻められて、捕獲寸前…。

「早く決めに行かないと」と、またもや負けパターンの「焦り」の気持が…。


ここは矢倉の要駒である7三の銀を攻める△6五桂が筋だったみたいです。

最終盤でこの銀が活躍するのが矢倉の堅さの秘密ですよね。


本譜でもまさにその展開に…。

こちらの終盤力の無さ(読みの甘さ)もあり、寄せきれず、大量に渡してしまった駒で寄せられて終局…。


▲5五桂に対する正確な受けと、終盤でも落ち着いて指せるような精神力が必要だと痛感した一局でした。


開始日時:2015/05/20
持ち時間:15分+60秒
場所:81Dojo (ver.2014/9/21)
先手:四段
後手:snep

▲7六歩    △3四歩    ▲2六歩    △3二金    ▲2五歩    △8八角成  ▲同 銀    △2二銀    ▲7七銀    △3三銀
▲7八金    △7二銀    ▲3八銀    △1四歩    ▲1六歩    △6四歩    ▲2七銀    △6三銀    ▲2六銀    △7四歩
▲1五歩    △同 歩    ▲同 銀    △同 香    ▲同 香    △1六歩    ▲1九香    △1七銀    ▲同 桂    △同歩成
▲同 香    △1九角    ▲3八飛    △2六桂    ▲6八飛    △3七角成  ▲6九玉    △2七馬    ▲1一香成  △4九馬
▲2一成香  △3八桂成  ▲7九玉    △4八成桂  ▲8八玉    △5八成桂  ▲5五桂    △5二金    ▲6三桂成  △同 金
▲5八飛    △同 馬    ▲5五桂    △5二金    ▲6三桂成  △同 金    ▲7一銀    △7二飛    ▲8二銀打  △2八飛
▲8一銀成  △6七馬    ▲6八歩    △7八馬    ▲同 玉    △6六桂    ▲同 銀    △7一飛    ▲同成銀    △6九銀
▲同 玉    △5八金    ▲7八玉    △6八金    ▲7七玉    △7八金    ▲8六玉    △6二金    ▲6三銀    △4四歩
▲6二銀成  △同 玉    ▲7二飛    △6三玉    ▲4一角
まで85手で先手の勝ち



#将棋 #Shogi

2015/05/19

今日の一局 自戦記

今日は、昨日の高段の方との対局をご紹介します。

その前に、前回記事で嬉野流を紹介させて頂いたんですが、81道場運営者様に本ブログ記事をご紹介頂きまして、そのおかげとウィットな話題も相まって、大変大きな反響を頂きました。

運営様、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願い致します。


さて、対局内容の方なんですが、前回記事をご覧頂いた方が、嬉野流を指しに挑戦しに来てくださいました。

「この出だしは、なるほど、嬉野流だ!」と相手初手で確信(初手▲6八銀は嬉野流だけですよね)と気づき、こちらも定跡手順の棒銀含みで対応しました。

相手の方は、相当研究されているようで、こちらはキーワードでググった程度のにわかです。

対局が始まる前から、既に勝負はついているような…。

さて、どうなることやら。


36手目で、私の工夫の一手、△6四歩と指しました。



一見ただのようですが、狙いは、上ずっている相手銀の捕獲と、飛車を6筋に展開する含みを持っています。

狙い通り、▲6四同銀△7四銀▲4六角△6二金▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩と進んで、迎えた45手目で、勝負を決する決めての一着を指されていまいました。

次の一手問題のような鮮やかな決め手ですが、わかりますか?



答えは7三銀成です。

相手の飛車の移動は、こちらの△5四歩の防ぎだとばかり思っていたんですよね。

上手相手に、決め手を指されてはもうどうしようもないです…。


あとは、受け一方で終局…。

みっともない対局内容にしてしまって、申し訳ありませんでした…。

次は対策を練って、挑みたいと思います!



さて、これだけでは何なので、81道場の特徴をひとつご紹介しますね。

嬉野流は先手番でより破壊力が増すと思うんですけど、81道場では先後を指定して対局待ちすることができるんですよ。



シルバー会員以上限定機能ですが、シルバー会員へはすぐになれます。
(ログイン時間や、対局数、等に応じて81道場マイレージをためるとランクアップ!)

注意点は100マイル消費してしまうことですかね。

詳しくは81Dojoマニュアルを確認してくださいね。

reference: 81道場マイレージ


次は、得意型で勝負したいと思いました。

これに懲りずにまた一局お願いします!



開始日時:2015/05/18
持ち時間:15分+60秒
場所:81Dojo (ver.2014/9/21)
先手:四段
後手:snep

▲6八銀    △3四歩    ▲5六歩    △8四歩    ▲7九角    △8五歩    ▲5七銀    △8六歩    ▲同 歩    △同 飛
▲8八歩    △8二飛    ▲7八金    △7二銀    ▲6六銀    △8三銀    ▲2六歩    △3二金    ▲2五歩    △4二銀
▲2四歩    △同 歩    ▲同 飛    △2三歩    ▲3四飛    △4一玉    ▲3六飛    △5二金    ▲4八銀    △1四歩
▲1六歩    △8四銀    ▲2六飛    △8五銀    ▲7五銀    △6四歩    ▲同 銀    △7四銀    ▲4六角    △6二金
▲2四歩    △同 歩    ▲同 飛    △2三歩    ▲7三銀成  △同 桂    ▲7四飛    △8四銀    ▲7一銀    △6三金
▲7三飛成  △同 銀    ▲8二銀不成△6四歩    ▲7三銀成  △同 金    ▲7一飛    △5二玉    ▲7三飛成  △4四歩
▲3四桂    △2八飛    ▲3九金    △2五飛成  ▲2二桂成  △同 金    ▲3五金    △4五歩    ▲2五金    △4六歩
▲6一角    △4一玉    ▲5二銀    △3二玉    ▲4一飛    △3三金    ▲2二歩    △同 玉    ▲4二飛成  △3二歩
▲5三龍寄  △4七歩成  ▲同 銀    △6五歩    ▲4三銀成  △4四銀    ▲3三成銀  △同 銀    ▲3一銀    △1三玉
▲3三龍寄
まで91手で先手の勝ち



#将棋 #Shogi

2015/05/17

今日の一局 自戦記

今日は、81道場で、四段の方と良い将棋が指せたので、ご紹介しますね。


局後の感想戦で教えて頂いたんですが、「嬉野流(うれしのりゅう)」という戦法だそうで。

なんか、いやらしい感じなんですよね。

狙いが見えないというか…。


興味がある方はググってみてください。


長い序盤戦(ここまで75手です…)が終わり、中盤戦の入り口での場面です。

ここで、後手に良い手があるんですけど、見えますか?



本譜、△3七同角、▲同桂、△3六銀と進んだんですけど、答えは△3六銀です。

間接王手飛車というやつですね。

これが見えていれば、景色が全く変わっていたのに…。残念…。


しかし、本譜でも、なんとか必死に相手玉(居玉なんですよね…)にしがみついて、手を繋いでいきました。


「かなり善戦してるなぁ、これはいけるかも!?」と思っていた、109手目で、高段の手が飛んできました!

▲2二歩です。

私レベルでは、候補手にも出てこないんですよねぇ…。

だから、備えもできない…。

「ぐぬぬ…」。


本譜、「遊び駒の活用」とばかりに、△3三桂と跳ねたんですけど、ここで攻めを繋ぐ手があったようです。



△5八金です。

ちょっと打ち辛いですよね…。

筋が悪そう、かつ寄せで取り残されそうですよね。

でも終盤では、「玉を守る要の駒を攻めよ」の格言に沿って、こういった俗手が好手になるケースがあるみたいです。


以下、▲4六角、△4四銀(狙いの飛車角両取り)、▲3二飛成、△同玉、▲2一歩成が進行の一例になります。

上下からの寄せの挟撃体制ができてそうですよね。

こちらの玉も相当危ない形ですけど…。


そして、最終盤(119手目)での痛恨の一手が…。



ここで、秒に追われて△4五金と指してしまいました…。

全然手が見えなかったんですよね。

ただ、ここで△8九竜とは指したくなかったんですよね。

相手は高段です。

▲3三歩で桂取り、かつ△同金で守りの金が上ずってしまう…。

「手を緩めれば、強烈な寄せが来ちゃう!!」「まずい!!」「あぁ、時間もないぃぃぃ!」

この焦りが本譜の悪手を誘っていたんですねぇ…。


結論としては、ここでは△8九竜が最善手のようです。

かなり先手に形勢が傾いてしまっているので、それでも勝てないんですけどね…。


あとは、流れるような寄せを観るばかり…。


「嬉野流」、恐るべし。



開始日時:2015/05/17
持ち時間:15分+60秒
場所:81Dojo (ver.2014/9/21)
先手:四段
後手:snep

▲6八銀    △3四歩    ▲7九角    △6二銀    ▲4八銀    △6四歩    ▲5六歩    △6三銀    ▲5七銀左  △3二金
▲2六歩    △4二銀    ▲2五歩    △3三銀    ▲3六歩    △4一玉    ▲4六銀    △5二金    ▲3五歩    △同 歩
▲同 銀    △3四歩    ▲2四歩    △同 歩    ▲同 銀    △同 銀    ▲同 角    △2三歩    ▲7九角    △1四歩
▲1六歩    △5四銀    ▲2五銀    △3三銀    ▲1五歩    △同 歩    ▲1四歩    △6五歩    ▲1五香    △1二歩
▲2四歩    △同 歩    ▲同 銀    △同 銀    ▲同 角    △2三歩    ▲7九角    △2四銀    ▲2六銀    △6二飛
▲5七銀    △9四歩    ▲2五歩    △3三銀    ▲3五歩    △同 歩    ▲同 銀    △3四歩    ▲2四歩    △同 歩
▲同 銀    △同 銀    ▲同 飛    △2三歩    ▲3四飛    △3三角    ▲2六銀    △6六歩    ▲同 歩    △4五銀
▲3五飛    △4四角    ▲4五飛    △2六角    ▲3七銀    △同角成    ▲同 桂    △3六銀    ▲3五飛    △4七銀成
▲4八金    △3八銀    ▲4九歩    △3六歩    ▲同 飛    △5七成銀  ▲同 金    △4七銀打  ▲3五飛    △4九銀成
▲6八玉    △4八成銀  ▲4九歩    △6七歩    ▲同 玉    △5八銀打  ▲同金上    △同銀不成  ▲同 金    △同成銀
▲同 玉    △6六飛    ▲5七銀    △6七金    ▲4七玉    △5七金    ▲同 角    △6九飛成  ▲2二歩    △3三桂
▲3四歩    △4九龍    ▲4八歩    △4四銀    ▲6五飛    △6四歩    ▲同 飛    △6三歩    ▲6五飛    △4五金
▲3三歩成  △同 金    ▲4五桂    △3四金    ▲1六角    △3九龍    ▲3八金    △8九龍    ▲3四角    △9九龍
▲2三角成  △5一玉    ▲7二金    △4一香    ▲6一金打  △4二玉    ▲3三銀
まで137手で先手の勝ち



#将棋 #Shogi

2015/05/16

今日の一局 自戦記

今日、81道場で五段の方を撃破(反則勝ちですが…)したので、嬉しさの余り、ブログを開設してしまいました。
(以前から、サイトを建てようかどうか悩んではいたんですが…)


改めまして、「ようこそ!」 snepと申します。

まぁ、このブログでは、ボードゲームの代表のひとつであり、私の趣味でもある「将棋」をテーマに、徒然に日々の対局や、プロ棋士の棋戦情報などを発信していけたら、と思っています。

「休むも相場」という格言もあるように、心身をリフレッシュするのに、趣味に没頭するのもいいんじゃないかなぁ、と思っています。


将棋歴は、本格的に始めてから5年程経ちました。

腕前の方は、81道場では1級から2級、将棋倶楽部24では低級、将棋ウォーズでは初段から1級といったところです。

なかなか上達しないですね。

歳も歳ですし、まずは純粋に楽しめたらよいですよね。

一生涯に渡って続けられる趣味として、将棋はお勧めですよ。



さて、今日の対局内容ですが、開始早々の角交換から、相手が四間飛車から向飛車へ、私が居飛車の最新形の居振対抗型になりました。

なにしろ、相手は五段です。

アマチュアでもトップクラスの強豪で、100戦しても、まず勝つことは不可能でしょう。
(三段までなら、倒したことがあるんですよね…)


35手目で、▲6六角と据えました。

対向飛車での戦略のひとつですよね。

45手目で、▲4六角と据えました。

これが狙いの一着で、相手玉を睨む好位置だと自負していました。

まぁ、ここまで互角に来れただけでも十分なんですけどね…。




そして、53手目で、相手の△4四歩を手抜いて、▲9五歩と端に味付けに行ったところから、どうも形勢を損ねたようです。

ここは▲4四同歩だったみたいです。

で、あとは私の飛車、角を抑え込まれて、「もうここまでか…」と、あきらめかけていたところで事件は起きました。

相手△5六歩と指してしまったのです。



そう、二歩の反則です。

反則でも勝ちは勝ちですよね!

そこまで、相手を焦らせていたのかも…。



これからも、不定期に投稿していきますので、生温かく見守ってください。

あ、突っ込み、ご指導など、コメント頂けると嬉しいです。

では、今後ともよろしくお願いします!



開始日時:2015/05/16
持ち時間:15分+60秒
場所:81Dojo (ver.2014/9/21)
先手:snep
後手:五段

▲7六歩    △3四歩    ▲4八銀    △4二飛    ▲4六歩    △6二玉    ▲4七銀    △7二玉    ▲6八玉    △8八角成
▲同 銀    △2二銀    ▲7七銀    △8二玉    ▲7八玉    △7二銀    ▲6八金    △3三銀    ▲3六歩    △2二飛
▲3七桂    △2四歩    ▲3八金    △5二金左  ▲1六歩    △1四歩    ▲9六歩    △9四歩    ▲2九飛    △6四歩
▲8六銀    △6三金    ▲7七桂    △7四歩    ▲6六角    △4四角    ▲5六歩    △6六角    ▲同 歩    △8四歩
▲4五歩    △8三銀    ▲6五歩    △同 歩    ▲4六角    △7三桂    ▲6五桂    △6四歩    ▲7三桂成  △同 金
▲7七銀    △4四歩    ▲9五歩    △同 歩    ▲6五歩    △4五歩    ▲同 桂    △4四銀    ▲5三桂成  △同 銀
▲6四歩    △同 銀    ▲6五歩    △同 銀    ▲5七桂    △5四銀    ▲9四歩    △同 香    ▲9三歩    △6四歩
▲9二歩成  △同 銀    ▲5五歩    △6三銀    ▲5六銀    △4二飛    ▲2四角    △4三飛    ▲4四歩    △同 飛
▲4五銀    △4一飛    ▲5四銀    △7二銀    ▲4五桂    △5六角    ▲6七金    △3八角成  ▲8九飛    △2三歩
▲5七角    △5二歩    ▲3五歩    △同 歩    ▲同 角    △4四歩    ▲5三銀不成△4五歩    ▲6二銀不成△3四歩
▲7三銀成  △同 玉    ▲5七角    △6五桂    ▲6六角    △5六歩



#将棋 #Shogi