前回の投稿から長日が過しました。
本業が忙しくて、将棋をする暇もあまりとれず…。
というわけで、今日は久々に自戦記を。
例によって、81dojoでの高段者撃破記念です。
腕の鈍りと、将棋感ダウンを心配していましたが、逆に集中して指せたような気がします。
戦形は「先手四間飛車本美濃囲い」vs「後手右四間飛車急戦」です。(便宜上先後逆)
図は序盤の駒組みと作戦のポイント局面です。
振り飛車に▲7六銀型を作られて、やや作戦負けの局面。
ここで、私は△6三金と守備の右金を繰り出しました。
玉形は薄くなりますが、このままだと右四間側からの打開が難しく、振り飛車に理想形(銀冠?)を作られて、完全に作戦負けが決まってしまいます。
そうなる前に、中央戦線に駒を足していきました。
序盤は、なんとか互角の別れで中盤戦へと入ることができました。
中盤戦の入り口の場面。
角取りに△6九飛と降ろしましたが、ここで、振り飛車が▲6七金の受けでした。
▲6七銀とされると、相手陣形が引き締まってしまうので、嫌な感じでしたが、金が守備から離れたので、玉形が薄くなったのと、振り飛車の銀、金、角の形が凝り形で不安定なので、「手作りが比較的しやすいかなぁ」、といった感じでした。
こちらの課題は、繰り出した右金と、命の右桂を捌けるか。
なんとか相手の方の手に乗り、金、桂をさばき、互角を維持して終盤戦へ。
図は、▲4八銀△同馬▲同金直と馬を捌いた局面。
相手陣は低く、横からの攻めに強い形。
△5六桂とガジガジ行く方法もありますが、やはり美濃崩しの基本戦術である、「端攻め」に手が伸びる局面ですよね。
自陣の△3三桂型も、桂頭の傷は気になりますが、端攻めの味付けに敢えてのチョイスでした。
後は、相手の方の受けミスも重なり、なんとか寄せきることができました。
やはり、「将棋は楽しい」し、勝つと「もっと楽しい」、特に高段者相手だと、格別!
先手:四段
後手:snep
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲7八銀 △6四歩 ▲6七銀 △6三銀 ▲6八飛 △6二飛
▲4八玉 △4二玉 ▲3八玉 △3二玉 ▲2八玉 △5二金右 ▲1六歩 △1四歩 ▲3八銀 △5四銀
▲7七角 △4二銀 ▲7五歩 △3一金 ▲9六歩 △9四歩 ▲7六銀 △3三角 ▲8六歩 △6三金
▲8五歩 △7四歩 ▲同 歩 △同 金 ▲7五歩 △7三金 ▲5八金左 △6五歩 ▲同 歩 △6六歩
▲同 飛 △同 角 ▲同 角 △3三桂 ▲7七桂 △6九飛 ▲6七金 △9九飛成 ▲8四歩 △6九龍
▲8三歩成 △同 金 ▲8四歩 △同 金 ▲8二歩 △7三桂 ▲8一歩成 △8五桂 ▲同 桂 △同 金
▲5八角 △8九龍 ▲9一と △7六金 ▲同 金 △6七歩 ▲同 角 △6九龍 ▲5八角 △8九龍
▲7四歩 △8二飛 ▲8四歩 △4八香 ▲3九金 △4九銀 ▲同 角 △同香成 ▲同 金 △6七角
▲3九金打 △7六角成 ▲7三歩成 △6六馬 ▲8二と △5七馬 ▲4八銀 △同 馬 ▲同金直 △1五歩
▲5八香 △1六歩 ▲1八歩 △4四角 ▲2六香 △2五桂打 ▲4九金寄 △1七銀 ▲同 桂 △同歩成
▲同 歩 △同桂成 ▲同 香 △2五桂 ▲1一香成 △1六桂
#将棋 #shogi
本業が忙しくて、将棋をする暇もあまりとれず…。
というわけで、今日は久々に自戦記を。
例によって、81dojoでの高段者撃破記念です。
腕の鈍りと、将棋感ダウンを心配していましたが、逆に集中して指せたような気がします。
戦形は「先手四間飛車本美濃囲い」vs「後手右四間飛車急戦」です。(便宜上先後逆)
図は序盤の駒組みと作戦のポイント局面です。
振り飛車に▲7六銀型を作られて、やや作戦負けの局面。
ここで、私は△6三金と守備の右金を繰り出しました。
玉形は薄くなりますが、このままだと右四間側からの打開が難しく、振り飛車に理想形(銀冠?)を作られて、完全に作戦負けが決まってしまいます。
そうなる前に、中央戦線に駒を足していきました。
序盤は、なんとか互角の別れで中盤戦へと入ることができました。
中盤戦の入り口の場面。
角取りに△6九飛と降ろしましたが、ここで、振り飛車が▲6七金の受けでした。
▲6七銀とされると、相手陣形が引き締まってしまうので、嫌な感じでしたが、金が守備から離れたので、玉形が薄くなったのと、振り飛車の銀、金、角の形が凝り形で不安定なので、「手作りが比較的しやすいかなぁ」、といった感じでした。
こちらの課題は、繰り出した右金と、命の右桂を捌けるか。
なんとか相手の方の手に乗り、金、桂をさばき、互角を維持して終盤戦へ。
図は、▲4八銀△同馬▲同金直と馬を捌いた局面。
相手陣は低く、横からの攻めに強い形。
△5六桂とガジガジ行く方法もありますが、やはり美濃崩しの基本戦術である、「端攻め」に手が伸びる局面ですよね。
自陣の△3三桂型も、桂頭の傷は気になりますが、端攻めの味付けに敢えてのチョイスでした。
後は、相手の方の受けミスも重なり、なんとか寄せきることができました。
やはり、「将棋は楽しい」し、勝つと「もっと楽しい」、特に高段者相手だと、格別!
先手:四段
後手:snep
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲7八銀 △6四歩 ▲6七銀 △6三銀 ▲6八飛 △6二飛
▲4八玉 △4二玉 ▲3八玉 △3二玉 ▲2八玉 △5二金右 ▲1六歩 △1四歩 ▲3八銀 △5四銀
▲7七角 △4二銀 ▲7五歩 △3一金 ▲9六歩 △9四歩 ▲7六銀 △3三角 ▲8六歩 △6三金
▲8五歩 △7四歩 ▲同 歩 △同 金 ▲7五歩 △7三金 ▲5八金左 △6五歩 ▲同 歩 △6六歩
▲同 飛 △同 角 ▲同 角 △3三桂 ▲7七桂 △6九飛 ▲6七金 △9九飛成 ▲8四歩 △6九龍
▲8三歩成 △同 金 ▲8四歩 △同 金 ▲8二歩 △7三桂 ▲8一歩成 △8五桂 ▲同 桂 △同 金
▲5八角 △8九龍 ▲9一と △7六金 ▲同 金 △6七歩 ▲同 角 △6九龍 ▲5八角 △8九龍
▲7四歩 △8二飛 ▲8四歩 △4八香 ▲3九金 △4九銀 ▲同 角 △同香成 ▲同 金 △6七角
▲3九金打 △7六角成 ▲7三歩成 △6六馬 ▲8二と △5七馬 ▲4八銀 △同 馬 ▲同金直 △1五歩
▲5八香 △1六歩 ▲1八歩 △4四角 ▲2六香 △2五桂打 ▲4九金寄 △1七銀 ▲同 桂 △同歩成
▲同 歩 △同桂成 ▲同 香 △2五桂 ▲1一香成 △1六桂
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